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では、手首につけるとどうだろう?

ロイヤル オークは過去10年、いや、それ以上の期間において、最も注目されている時計だ。カール・ラガーフェルドの出自とブラックPVDコーティングのミステリアスな雰囲気が、このロット88の全体的な魅力とクールな雰囲気をさらに高めている。

「ロイヤル オークは登場した当時、非常に最先端かつ前衛的な時計でした。ラガーフェルドのような人がそのような時計を選び、さらにもう一歩踏み込むというのは、まったくもって理にかなっています」とゴッビ氏は言う。「彼は、白いシャツの袖口につける黒い時計を欲しがっていた。これは天才的なデザイナーと天才的なデザインが出会った物語なのです」。

このようなヴィンテージウォッチは、新品の時計とは少し違ったアプローチで見る必要がある。50年近く前のものだから、新品のような重量感や輝きはない。同時に、通常の古いヴィンテージ5402にはない、文化的な重厚感はある。何十年も使い込まれた経年変化が、新品にはない風格を感じさせてくれる。ベゼルの傷ひとつをとっても、精一杯生きてきた証のように感じられる。

初期のロイヤル オークを扱ったことがない人は、その繊細な作りに驚くかもしれない。インスタグラム時代にあふれるロイヤル オークの魅力の多くは、その独特な八角形のフォームファクターによって構築されている。ロイヤル オークがそもそもどれほど洗練されたデザインであったかを、時ときに忘れてしまいがちなのだ。

ジュネーブにあるフィリップスのオフィスに向かったとき、ブラックPVDのコーティングが手首で時計を引き立てるかどうか、確信が持てずにいた。私は自分の持つなかで一番上質な黒のタートルネックを着てカメラマンにリストショットを撮ってもらっていた。すると、まるで自分が所有していた時計であるかのように、すぐに腕に馴染んでいくのに驚いた(もう少しでシュペットを飼うところだった!)。ベゼルの傷は興味深く光を反射して、他のマットな部分の黒色とのコントラストを際立たせている。

最も重要なのは、この時計が徹頭徹尾、ヴィンテージのロイヤル オークだと感じられることだ。今日、このモデルの成功を見ていると忘れがちだが、ロイヤル オークはすぐに成功を収めたわけではない。カール・ラガーフェルドは、1970年代初頭にロイヤル オークを身につけ始めて、時代の流れに逆行した。しかし、今日、腕時計として、またデザインオブジェとして、ロイヤル オークの勢いを見れば、なぜ彼が最初に魅了され、自分のシグネチャーのひとつとすることを確信したのかを容易に理解することができるだろう。


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tote711信用できるサイト URL 2022年05月13日(金)11時28分 編集・削除

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