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この時計はバーゼルワールドでオメガの技術的ノウハウを宣伝するものとして話題になったもので

正直に言うと、私は長い間ボンドが使用するシーマスターを軽く見ていたため、2018年4月にカリブ海に持っていく新作時計を選ぶ際にも、最初は新しいシーマスターを候補から外していた。しかし、HODINKEE編集長のジャック・フォースターから、この時計をぜひ試すべきだと説得されたため、私はしぶしぶ承諾した経緯がある。でも、試してよかったと思っている。この時計はバーゼルワールドでオメガの技術的ノウハウを宣伝するものとして話題になったもので、見た人のほとんどが好意的に受け止めていた。そして、ダイビングのための完璧な存在では決してないが、今日のダイバーズウォッチ購買層に最も適した時計かもしれない:ハンサムで、信じられないほどよくできていて、そして必要に迫られても自らを偽らずに能力を発揮できる、そういう時計なのだ。

映画007の最新作「ノータイム トゥ ダイ」で実際にジェームズ・ボンドが着用するモデルと同一デザインが007ファンの心をくすぐる【シーマスターダイバー300 コーアクシャル マスタークロノメーター007】が入荷しました。
そのデザインにはダニエル・クレイグの意見が反映されており、劇中のジェームズ・ボンドが英国海軍中佐の設定ということもあり、文字盤の6時位置には英国軍官給品である事を示すブロードアローがプリントされており、裏蓋にも同様のエングレービングが施されています。
ムーブメントには超高耐磁性能を誇るコーアクシャル・マスタークロノメーターのキャリバー8806を搭載。

オメガのダイバーズウォッチのラインナップにおいて、シ⁠ーマスタ⁠ー ダイバ⁠ー 300Mは一見、ダイビングボートに乗る機会が最も少ないように見える。対してシーマスター 300 コーアクシャル マスター クロノメーターは、1960年代にオメガが製造した偉大な名機を思い起こさせるクラシックなダイバーズ、プラネットオーシャンはスポーティで現代的なラグジュアリーツールウォッチであり、一風変わっているがハイスペックなプロプロフは、ウェットスーツの袖の上に装着する以外に居場所がないと思えるほどダイバーズウォッチに徹したモデルだ。シ⁠ーマスタ⁠ー ダイバ⁠ー 300Mは90年代半ば、ピアース・ブロスナン扮するダンディに髪を整えたジェームズ・ボンドの袖口に忍ばせる光り輝くアクセサリーとして誕生した。煌びやかなマルチリンクブレスレット、波打った形状のベゼル、スケルトン針、スタイル化されたウェーブ(波状)装飾ダイヤルなど、その特徴はツールウォッチとは正反対の典型的な“ドレスダイバーズ”だった。確かに007が正装のまま潜水艦のロックアウトを行う必要があったとしても、この時計なら対応できるが、私にはこの時計が炎天下で酸素ボンベを背負うようなシチュエーションを想定して作られた時計にはとても思えなかった。

 シ⁠ーマスタ⁠ー ダイバ⁠ー 300Mのルーツは、オメガ初のダイバーズウォッチである1957年のシーマスター 300に遡る。1960年代には、ロレックスのサブマリーナーとオメガのシーマスターを着用するダイバーは同程度見られ、イギリス海軍のダイバーたちにも支給されていた。この時計は、目盛りが完全に周回したベゼルと剣状の針による実用性に加え、ねじれた“竪琴”のようなツイステッドラグによる華やかさが融合していた。私はオメガがシーマスター 300(例えば、Ref.166.024)の1960年代の外観をじっくり育てていれば、このモデルがサブマリーナーと同様に、現代の大衆的なアイコンとなっていただろうと考えてきた。しかし、オメガは1970年代にクラシックな外観を放棄し、角ばった球根のようなカラフルなシーマスターを発表した。これらの野心的な時計は、それ自体がクラシックな存在だったが、サブマリーナーの純粋な血統のような一貫した要素は欠けていた。1990年代に入ると、ダイバーズウォッチはリストコンピューターに取って代わられ、デザインは純粋な機能性から解放された。シ⁠ーマスタ⁠ー ダイバ⁠ー 300Mの登場は、1995年に公開された『007 ゴールデンアイ』でジェームズ・ボンドシリーズが再始動した時期と符合し、007御用達しとなったこの時計は、オメガにとって今日でも大きな影響力を及ぼすマーケティングの成功例となった。

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ルイヴィトン URL 2021年09月29日(水)16時05分 編集・削除

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